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はじめての犬 アーカイブ

2007年01月28日

レオが来た!

「レオ」が我が家にやってきたのは1998年11月30日。
生まれたのが10月17日だから、1ヶ月半くらいでうちに嫁いで(?)きたわけだ。

自家繁殖をしているペットショップで購入したのだが、予防接種をしないで引き渡したかったのか、それまで犬を飼ったことのない私でもちょっと早すぎやしないかと思った。
引き取りに行ったとき、すでにレオの兄弟犬たちはいなくなっていて、レオが母犬をひとりじめしていた。
まだまだおっぱいを飲んでいたい時期なんじゃないか。もうちょっと兄弟犬と一緒に遊ばせてあげたほうがいいんじゃないか。と、はやく欲しいな~という気持ちとは裏腹に思った。

うちには当時5歳の娘がいて、子犬をおもちゃ代わりにしないように言い聞かせた。
「人間の赤ちゃんもそうだけど、犬の赤ちゃんも最初は寝ることが仕事なんだよ。もうちょっと大きくなって、予防接種が終わるまではあまりさわらないようにしてね。」

名前は、当時一大ブームを呼んだ映画「タイタニック」の「レオナルド・ディカプリオ」から「レオ」に決まった。
当時5歳だったユカもいいつけを守って、レオと遊びたいのを我慢していたようだった。
こうして我が家にマルチーズのレオがやってきた。

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レオの入院

レオはゼンマイで動くおもちゃのように小さくてかわいかった。
エサもドライフードを湯で軟らかくした離乳食を与えた。
牛乳はおなかをこわすから、犬用の粉ミルクを買ってきた。

1週間くらいは順調だったけど、そのうちエサを食べなくなり、胃液を吐くようになった。
苦しそうな息をして寝るので、もしかしたら病気なんじゃないかと医者につれていった。
病院に連れて行くと、「もうすぐ2ヶ月ですよね?もう歯が生えてきてもいい頃なのに・・・ちょっと離乳食が早かったのかもしれないね。」と言われた。
その日は消化をよくする注射を打ってもらって帰った。

帰ってきてからもペースト状にしたエサを口に運んでやったり、粉ミルクをやったりしたがほとんど食べてくれなかった。
水分もとらないので、おしっこもいかないし、ぐったりしていて見ているのが辛かった。

子犬だからどんどん大きくなっていたずらをしたり、子供と追いかけっことかしたりするのを想像していたのに、どうしてレオは元気がなくなっていくんだろう。
翌日も胃液を吐き、とうとう寝たままおしっこをしてしまうようになってしまった。
急いで医者に連れて行き、入院させて点滴をうってもらうことになった。
先生は、病気の可能性もあるかもしれないから検査をしてもよいかと聞き、レオの兄弟犬は元気かと聞かれた。

私はペットショップに電話をかけて兄弟犬はその後どうなのか聞いた。
ペットショップは、レオの兄弟犬がもらわれていった先からは何も連絡はないですと答えた。


とにかく、病気でないことを祈るばかりだった。

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レオの入院2

病院の先生は、「普通、入院している動物に面会は遠慮してもらってるんですけど、レオちゃんには毎日会いに来てあげてくださいね。何時でもいいですから。」と言ってくれた。

面会に行くと、人間の赤ちゃんが入るような保育器にレオはいた。
保育器の中は温度や湿度が保たれていて、はじっこで寝ているレオの首には包帯が巻かれ、そこからチューブがでていた。
保育器の外から「レオ」と呼ぶと、顔をあげ、ふらふらとおぼつかない足取りで寄ってきた。
「寝てていいんだよ。起こしちゃってごめんね。」

先生から説明を聞かされる。
昨日、レオちゃんの血液を検査にだしました。大阪まで送ったので、結果は2週間くらいかかります。
今は栄養を首の血管から点滴でいれています。
子犬だから足の血管は細すぎて針が入らないそうだ。一度針を抜くと再度入れるのが大変なので、首にギプスで固定しているそうだ。

レオに出会ってから10日くらい、だけど、ヨタヨタと寄ってくる姿を見て思わず涙がでた。
早く元気になってと祈るばかりだ。

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レオの入院3

今日は元気になっていますように。
そう祈りながら毎日レオの面会に行く。

レオの体重が400gをきったと聞いたときには、もうだめなのかもしれないと思った。
もし、レオがこのままうちに帰ってこれなかったら、もう二度とペットは飼うまいと思った。

レオを預けてから2週間たち、検査の結果がきた。
結果はすべて陰性。パルボウィルスやらフィラリアやらいろんな検査結果がでてきたけど、病気ではないらしい。

病気じゃないのなら、ご飯さえ食べてくれるようになったら元気になるかもしれないという希望がわいてきた。
レオ君、早く元気になって!

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レオ退院する

面会に行ったとき、先生からうれしい知らせを聞いた。
犬用の高カロリーフードのような缶詰をペースト状に溶いたものを注射器で与えたら食べたというのだ!

「これなら家でも与えられるから、明日一時帰宅しましょう。」
でも油断は禁物。まだ通常の子犬よりも体重が少ないので、家で体重を測ってくださいと言われた。
それから、首のギプスはそのままで週明けにまた連れてきてくれとのことだ。

やった!レオをつれて帰れる!!
私はレオをつれて帰る途中でキッチンスケールを買った。人間の体重計では1Kgもないレオの体重が測れないからだ。
このころの体重は350g~360gくらいだったと思う。

スケール


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ながいのね

レオが一時帰宅する。
首には点滴用の針がまだ入っているので、ギプスが巻いてある。
犬ってわりと首が長いんだなと初めて思った。

レオはヨチヨチ歩けるくらいに回復していたが、首にギプスが巻いてあるので重いらしく、普通に歩いても転ぶ。
その姿はちょっと滑稽だった。

病院からもらってきたものは缶詰と注射器、それと元気がないなと思ったら与えるようにと言われた液体の入った注射器だった。
うちにいる間はレオが心配で、枕元にレオの寝床を置いて寝た。
エサは食べるようになってくれたし、今度病院にいったらギプスがとれるなと思っていた。

朝、「キューンキューン」という声で目が覚めた。
レオが横になったままお漏らししている。

どうしたんだろう・・・昨日はちゃんとご飯食べてくれたのに。
レオを支えて立たせようとしても足がフニャフニャして立ってくれない。
また泣きたくなってきた。
病院でもらった透明な液体のはいった注射器を取り出し、レオの口にふくませてやる。
レオはいきおいよくその液体を舐めた。

1本飲み終えて、レオがもっとくれと歩いてきたときには、ほっと胸をなでおろした。
先生にこの液体はなんだったのかと聞くと、「糖分ですよ」
どうやらレオは血糖値が低いらしい。
マルチーズが全てそうなのかはわからないけど、とにかくレオは糖分で元気になった。

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2007年02月01日

元気になったよ

レオは長い入院生活で(といっても2週間くらい)うちにきたときよりも体重が減ったけど、やっとごはんを食べてくれるようになった。
だけど、高カロリーの栄養満点のご飯を食べてたせいか、すっかりグルメ犬になってしまった。
病院でもらってくるレオの大好きなご飯は1パック(シーザーのようなやつ)400円もするのです!
最初のうちは1パックを食べるのに2日くらいかかったけど、食欲がでてきて1パックを1日で食べるようになると1日400円。2日で800円。3日で・・・・・

レオの入院費もけっこうなお値段だったし、このへんで普通のフードを食べさせねば人間が栄養失調になってしまう。
なんせペットの健康保険はないですから、ウンマンエンもかかってしまったのです。

このグルメなご飯を普通のフードをやわらかくしたものにまぜまぜまぜまぜまぜ。
よーく混ぜて、半ば強制的に口に運びました。
最初はイヤイヤしていたのですが、レオも背に腹は変えられないと悟ったのでしょう。しかたなく(?)食べてくれました。

そうして徐々に元気を取り戻し、歯も生えてきてやんちゃぶりを発揮してくれるようになりました。
ただ、点滴とかの影響なのでしょうか、足の毛が抜けてきて変種のプードルのような容姿になりました。
先生は、だんだん生えてきて元に戻るから大丈夫ですよ。といってくれたけど、このままだったらかわいそうと思ったほどです。
残念ながら、当時は写真なんてとる余裕がなかったんですね。いくら探してもそのときの写真はありませんでした。

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